コラム

秋の城下町金沢

    2018Nov.15
    15年位お世話になっている、メーカーの営業マンが金沢に転勤となりました。「金沢は良い町です」と聞いていたので一度は行ってみたいと思っていました。 今回北陸金沢に行って来ました。金沢はコンパクトな町なので、有名どころを徒歩で廻れそうな感じです。 ひがし茶屋街に行きました。  重要伝統的建造物群保存地区であり、保存地区内の建築物140のうち約3分の2が伝統的建造物であり、茶屋町創設時から明治初期に建築された茶屋様式の町家が多く残っています。 レトロな街です。 素敵な建物が点在していますが、内部が見れない。散策していると、内部が見学できる所を発見しました。 それが「旧涌波家住宅」です。江戸時代末期の建築と推定され、平成15年に復元整備された町家です。 主屋は桁行4間、梁間6間半で、1階正面の柱間には蔀(しとみ)が入り、玄関部の蔀にはくぐり戸が付いています。 軒先の先端にはカザガエシと呼ばれる横板、2階壁面の両側には袖壁(そでかべ)、2階窓面には古格子が付き、1階板庇の下にはサガリと呼ばれる板張りの装置が下がっています。建築当初からの敷地に残り、金沢の町家の古い表構えの意匠を見せる貴重な建物です。 土間からつながる吹き抜けで開放的な部分と、低い天井から庭につながる吐出し窓コンパクトな庭も素敵でした。内部にいて非常に落ち着く空間となっています。
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