素敵な建物が点在していますが、内部が見れない。散策していると、内部が見学できる所を発見しました。
それが「旧涌波家住宅」です。江戸時代末期の建築と推定され、平成15年に復元整備された町家です。
主屋は桁行4間、梁間6間半で、1階正面の柱間には蔀(しとみ)が入り、玄関部の蔀にはくぐり戸が付いています。
軒先の先端にはカザガエシと呼ばれる横板、2階壁面の両側には袖壁(そでかべ)、2階窓面には古格子が付き、1階板庇の下にはサガリと呼ばれる板張りの装置が下がっています。建築当初からの敷地に残り、金沢の町家の古い表構えの意匠を見せる貴重な建物です。
土間からつながる吹き抜けで開放的な部分と、低い天井から庭につながる吐出し窓コンパクトな庭も素敵でした。内部にいて非常に落ち着く空間となっています。